キングダムという漫画があるのは知っていて、当時の職場仲間の間ででも評判でした。
しかしなぜか私はズルズルと読まずに経過…。
ついに映画化され、レビューサイトでも高い評価を得ていたのでこの機会に鑑賞した次第です。
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信(しん) | 山崎賢人 |
---|---|
漂(えいせい=ひょう) | 吉沢亮 |
楊端和(ようたんわ) | 長澤まさみ |
河了貂(かりょうてん) | 橋本環奈 |
成きょう(せいきょう) | 本郷奏多 |
王騎(おうき) | 大沢たかお |
騰(とう) | 要潤 |
壁(へき) | 満島真之介 |
昌文君(しょうぶんくん) | 高嶋政宏 |
バジオウ | 阿部進之介 |
王騎(おうき) | 大沢たかお |
あまり現在の俳優事情はわからないのですが、山崎賢人さんと吉沢亮は旬な俳優さんなのでしょうか?
中国の歴史モノなので男の観客が多いのかなと思っていたのですが、意外に若い女性も多かったです。
おそらくこの2人の俳優さん目的で来たのかなと感じました。
ちなみに「劇場版おっさんずラブ」の予告が流れた時、女性のお客さん達はざわめいていました。
監督は佐藤信介さん。年齢は48歳で、監督という職業を考えるとまだまだ若いですね。
「GANTZ」「アイアムアヒーロー」「いぬやしき」などが代表作で、漫画原作の映像化が得意な方です。
この中ではアイアムアヒーローを鑑賞したことがあり、面白かったです。
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紀元前245年、春秋戦国時代、中華・西方の国「秦」。
戦災孤児の少年・信(山ア賢人)と漂(吉沢亮)は、いつか天下の大将軍になることを夢見て、日々剣術の鍛錬を積んでいた。
ある日、漂は王都の大臣である昌文君(高嶋政宏)によって召し上げされ王宮へ。信と漂の二人は別の道を歩むことになる…。
王宮では王の弟・成きょう(本郷奏多)によるクーデターが勃発。
戦いの最中、漂は致命傷を負うが、何とか信のいる納屋にたどり着く。
「お前に頼みたいことがある」
血まみれの手に握られていたのは、ある丘に建つ小屋を示す地図だった。
「今すぐそこに行け! お前が羽ばたけば、俺もそこにいる…。信! 俺を天下に連れて行ってくれ…」
力尽きる漂。泣き叫ぶ信。漂が手にしていた剣とその地図を握りしめ、信は走り出した。
走る先に何があるかもわからず一心不乱に走る信。たどり着いた先で、信の目に飛び込んできたのは、なんと冷静にたたずむ漂の姿だった!?
死んだはずの漂がなぜ?
「お前が信か」
そこに居たのは、玉座を奪われ、王都を追われた秦の若き王・えい政(吉沢亮)だった。そのえい政に瓜二つの漂は、彼の身代わりとして命を落としたのだった。
激高する信だったが、国を背負うえい政の強さと漂の遺志を受け止め、えい政とともに行動することを決意。
2人は王宮を奪還するために立ち上がる。しかし、それはえい政にとって、路の第一歩に過ぎなかった。
中華統一。戦乱の世に終わりをもたらす、未だかって誰もが成し遂げていない、とてつもなく大きな夢をえい政は心に宿していた。
信は天下の大将軍を、えい政は中華統一を。その夢は途方もない修羅の道。
若き2人の戦いの火ぶたが切られた。
勝手に期待値が上げてしまっていたので、ちょっと期待ほどではなかったかな…というのが正直なところです。
「ハリウッドでも通用するくらいのアクションシーン」という口コミをレビューサイトでみていましたが、それほどでもないなと。
日本映画らしい予算の規模感といったところ。まあこれは物理的に仕方がないところですね。
アクション映画は、日本映画は分が悪いです。
途中で「山の民」と呼ばれる一族が味方になるのですが、あっさりと味方になってくれる点が納得できず。ご都合主義を感じてしまいました。
もともと恨みをもっている山の民が、そんな簡単に信念を変えてしまうものなのかなと…。
もしかしたら漫画原作では、もっと説得力がある丁寧な描写になっているのかもしれません。
典型的なヒーローものという感じて、先の展開がある程度読めました。
予定調和の部分が多いので、私の嗜好としてはやや残念ですね。
役者さんの中では、大沢たかおさんの演技が素晴らしかった。
役作りがとても上手ですね。幅が広い、実力派の役者さん。ただイケメンというだけではないですね。
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お伝えしたように、期待値が高すぎたかなあという感想。そして漫画原作で読むと、また評価が変わるんでしょうね。
とはいえ本作品は興行収入も高く、続編も可能。さらに進化した自作が鑑賞できるかもしれません。
機会があればぜひ観てみてください。
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