世界中で読まれているマンガ、ワンピースですが読んでるうちに、いつの間にかマンガの中に引き込まれてしまいます。
そんなワンピースの魅力はどういった所にあるのかストーリーを交えながら、解説したいと思います。
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ワンピースの主人公、麦わらのルフィ率いる麦わら海賊団ですが、10人の仲間がいます。
麦わらの海賊団のメンバーの中には、目的を持って航海しているキャラクターもいます。
麦わらのルフィは海賊王になるという目的があり海賊をしていますが、仲間の全員がルフィの夢を叶える為だけに海賊をしているわけではありません。
大剣豪になりたいロロノア・ゾロや、海のコックが憧れるオールブルーを目指しているヴィンスモーク・サンジ、世界中の海図を描きたいナミ、それぞれが目的を持って麦わら海賊団として航海しています。
もちろん船長のルフィのことを信頼して尊敬しています。
ロロノア・ゾロは大剣豪になる為に、麦わら海賊団と共に航海をしています。
旅の途中で会った剣士と闘った時には勝利をした後に、敵にお礼を言います。
その理由は、その闘いで自分を強くしてくれた相手に対してのお礼です。
自分をもっと強くする為に、強い相手と戦って、自分を強くしてくれて事にお礼を言う姿に、とても惹かれ、強くなりたいことへの信念を感じます。
ヴィンスモーク・サンジの信念も惹かれるものがあります。
ヴィンスモーク・サンジは麦わら海賊団のコックをしています。
コックなので手を大事にしていて、敵の海賊との争いに時には、蹴りを使って戦います。
戦いも強く、料理の腕も一流のサンジにルフィが仲間になってほしいと頼みます。
ルフィとサンジの出会いは、サンジが仕事をしている海上レストランです。
海軍から逃げてきて、空腹の状態の海賊、ギンに、食事を与える姿を見てルフィは仲間にしたいと決めました。
サンジの信念は腹が減っているなら、敵にも食事を食べさせるという信念を持っているところです。
コックとして腹が減っている奴に、食事を食べさせることは当たり前という考え方、とても惹かれるところがあります。
このように、主人公以外のキャラクターも、それぞれ自分の信念を持っていて、主人公に負けない魅力的な部分を持っているところが、ワンピースの魅力です。
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麦わら海賊団の船医、トニートニーチョッパーを仲間にするときに、ワポルという悪い奴がいました。
ワポルは以前、チョッパーがいた国の王様だったのですが、強い敵が現れたとたんに、国を捨てて逃げて行きました。
ほとぼりが冷めて、ワポルは捨てたはずの国に帰ってきました。
以前、住んでいたお城に見たことのない旗が立っていました。
その旗は、国を救おうとした医者、ドクターヒルルクが、掲げた海賊旗です。
ワポルは、その旗が気に食わずに大砲で折ろうとします。
ルフィは旗が折れるのを阻止して、ワポルに言いました。
「ほらな折れねぇ。この旗が一体どこの誰の海賊旗か知らないが、命を誓う旗だから冗談で立っているわけじゃないんだぞ!お前なんかが、ヘラヘラ笑って、へし折っていい旗じゃないんだぞ!」
この言葉は、海賊にとって海賊旗というのは、命を誓う旗を伝えています。。
国を捨てて逃げ出すような奴が、折っていいような旗ではない。
この言葉を聞いたときに、ルフィの海賊にかける思いを感じました。
ビビはアラバスタという国の王女で、アラバスタはクロコダイルに国を乗っ取られていました。
ルフィ達と旅を共にしていたビビでしたが、何とかクロコダイルからアラバスタを取り戻せないかを考えていました。
ビビの考えは、自分が命をかければ誰も血を流すことなく、クロコダイルを追い出せればいい、という考えでした。
それを見抜いたルフィはビビに
「じゃあ何でお前は命かけてんだ!俺達の命くらい一緒にかけてみろ!仲間だろうが」
ビビの自分が命をかければ、麦わら海賊団も血を流すことなく、アラバスタを取り返すという考えを、仲間の命をかけないビビに怒りを露にしました。
ルフィの仲間に対する思いを感じることができて、読んでいて鳥肌が立ちました。
ワンピースの魅力は、主人公以外のキャラクターも魅力を感じさせる信念を持っているところにあると思います。
また主人公ルフィの仲間意識も惹かれるものがあり、この話はどうなっていくのか気になってしまうマンガです。
ぜひ一度読んでみてください。
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