「スキルアッブのために、資格勉強したい」と思う社会人の方も多いのではないでしょうか。
とくに一番人気があるTOEICテスト(TOEIC L&R)は、日系企業であれば英語力を測る指標として多用されていますよね。
一方で「なかなか時間が取れない」「いろんな参考書を買ったけど結局勉強の方法が分からなくて成績が上がらない」と悩んでいる方もいるはずです。
そこで本記事では忙しい社会人のために、社会人時代でTOEIC500点台→850点に引き上げた筆者の経験談をもとに、TOEICのオススメ勉強法を伝授します!
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TOEICテストは、リスニングとリーディングテストの二段階構成です。
最近はスピーキング&ライティングのスキルを測るテストもありますが、TOEICではとにかく見たこと聞いたことを理解するインプットの力が強く求められます。
逆に言えば頭の中のことを説明するアウトプットは、このテストにはまったく必要ありません。
したがって、TOEICのスコアを伸ばすのであれば、インプットの力をより増やすことが非常に重要です。
次章以降では、勉強時間の作り方と、その勉強法について、説明します。
TOEICの勉強の時間を確保する方法はズバリ「スキマ時間を見つける」ことです。
たとえば電車での移動時間や朝少し早めに出勤して、数分〜数十分の時間を確保するだけでも成果はまったく違うものになるでしょう。
「通勤で電車を一駅しか乗らない」という方でも、2~3分あれば英単語を5~10個覚えられます。
これは勉強だけでなく、仕事などにも十分活かせるスキルです!
スキマ時間の勉強ツールとしておすすめしたいのがタディサプリです!
自身の苦手な分野が一目でわかり、解き方のコツなどを身体に叩き込むことができます。
またスマートフォンで勉強ができるので、スキマ時間でパッと勉強できるのもポイントです!
月額費用は3,000円程度と少々高いですが、集中してTOEICのスコアを上げたい方にはその分のコストパフォーマンスはあるでしょう。
皆さんはリンゴを目の前に見て、これを英語に訳すと?と聞かれた際にどう頭の中で処理を進めるでしょうか?
おそらく「視覚にリンゴが入る→これはりんごだ→英語でApple」といった形で、一度日本語に訳してから英語に訳す思考回路になりがちなのでは。
もちろん自分の知っている言語に訳してから英語に訳す流れが普通ですが、TOEICのリスニングでは、英語を話すスピードが非常に早い。
よって頭の中で単語をいちいち日本語に訳していては、重要な言語も聞き逃してしまいます。
リンゴを見たときには日本語に訳さず、直接「Apple」が出てくるような思考回路を作りましょう。
具体的なやり方として、あらゆるものを見たときに英語で話す方法があります。
電車の中であれば社内の蛍光灯をLight、手すりをHandrail、それが浮かばなければ素材のAlminiumといった形で、ものをみたら直接英語で考えるというトレーニングをしましょう。
非常に有効で、TOEICの解くスピードと英訳の精度が上がります!
仕事で使うビジネスメールでは、効率的に送るために定型文になることもよくあります。
たとえば「お見積書をお送りします。ご確認お願いします。」や、「xx部長 先程経費申請をシステムから上げましたのでご確認をお願いします」など。
TOEICは主にビジネス英語が主流ですから、このような定型文もよくリーディングならびにリスニングで出てきます。
英語で定型文の形を知れると、より文書の概要の理解や単語が分からなかったときに前後の文脈からある程度意味を判断することも可能になってきます。
ですので、定型文を英語で訳すとどうなんだろう?と辞書を引いて調べてみることをオススメします!
TOEICテストは就活や転職活動、ひいては昇進試験の要件になっていることもあり、自身のキャリアアップを考える上では一助になる資格です。
しかしながら、私自身855点を取得して「800点以上とったからって英語を使った仕事をすぐできる!」というわけではないことに気づきました。
ですので、あまりTOEICの努力の結果は過信せず、自身の力の証明のひとつとして、TOEICの勉強を頑張ってみてください!!
目標へ向けて努力をした経験や結果は、あなたに間違いなく自信をもたらすことになると思います。
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