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アトピー性皮膚炎を改善する皮膚バリアについて

皮膚を気にする女性

 

最近は、子どものアトピー性皮膚炎が増えてきています。

 

しかし、アトピー性皮膚炎が中々改善しない、改善してもしばらくするとまた症状が出てくることも多いと思います。

 

今回の記事では、アトピー性皮膚炎の発症・増悪の原因とされる皮膚バリアに着目して改善のために必要な知識を解説します。

 

 

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アトピー性皮膚炎とは?

定義

アトピー性皮膚炎は,悪くなったり良くなったりを繰り返すかゆみを持った湿疹を主症状とした病気です。

 

アトピー性皮膚炎を起こしやすいタイプの人

@家系内にアトピー性皮膚炎、喘息、アレルギー性鼻炎の人がいる。
Aアレルギーを起こすIgEという抗体を作りやすい要因を持っている
B皮膚が乾燥しやすい、もしくはしている

 

アトピー性皮膚炎は、皮膚が乾燥することで症状が増悪するリスクが高まるため、Bについて解説していきます。

皮膚バリアとは?

皮膚は体を包み、外界のアレルゲンを体内に入れないように働くことで体を守ってくれている組織です。

 

皮膚は何層にもなっており上から角質層、顆粒層、有棘層となっています。

 

その中でも皮膚バリアと言われるのは、角質層を指します。

 

角質層は角質細胞や角質細胞間脂質膜で構成されており、角質細胞からアミノ酸が天然保湿因子として皮膚バリアを守っています。

 

皮膚のバリア機能とは?

外界からの刺激物に対して体を守る作用のことです。これは角質層と顆粒層の両方で行っています。

 

皮膚バリアは乾燥やこすったりするなど、物理的な刺激で障害されます。

 

皮膚バリアが障害されるとアレルギーを発症しやすくなるため、アトピー性皮膚炎が増悪します。

 

皮膚バリア機能の低下の原因

アレルゲンによる免疫反応

皮膚バリアが破壊されると、皮膚からアレルゲンが入ってくることで、炎症反応を起こします。すると皮膚から体内に入ったアレルゲンは炎症反応を誘発します。

 

その頻度が増えてくると徐々にアレルゲンに対する免疫反応が起こりやすくなります。つまり、アトピー性皮膚炎を起こしやすくなります。

 

また慢性的になることで、食物アレルギーなど他のアレルギーも起こしてしまいます。

 

保湿ができていない

皮膚の乾燥は皮膚表面の組織に傷がついている状態です。すると少しの刺激で皮膚に穴が開いてしまい、アレルゲンによる免疫反応を誘発してしまいます。

 

するとアトピー性皮膚炎が増悪します。

 

痒みにより皮膚を直接掻くことで直接的に皮膚を傷つける

ここが難しい所です。炎症反応があるとそこは痒くなってしまうんです。

 

そうするとそこを掻いてしまうんですが、それが皮膚を傷つけて悪循環に繋がってしまいます。

 

そのループが癖になってしまい症状が緩和していないことが多いため、しっかりスキンケアをすることが大切です。

 

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皮膚バリアを維持するためにどうすればいいのか

食事はもちろんですが、患部を清潔に保つこと保湿することが何より重要です。

 

それがアトピー性皮膚炎を悪化させないための重要なポイントになるからです。

 

さらに皮膚バリアを守ることで、皮膚に元々備わっている保湿物質を保つことができます。

 

スキンケアは何をすればいいのか?

・スキンケアの方法は皮膚の清潔と保湿(保湿外用剤の使用)です。

 

・日光の紫外線で皮膚が傷つくため、日焼け止めクリームを塗ることで皮膚の保湿を保ち、皮膚バリアを守りましょう。

 

・化粧品は、生体角質の中の保湿成分として存在する天然保湿因子(NMF)の低分子構成成分であるアミノ酸や尿素、乳酸塩などがあるものを選んでください。

 

特に尿素を含む保湿クリームが、症状緩和と皮膚バリアの回復に有効です。

 

・入浴時に使う石鹸やシャンプーは、洗浄力が強くなりすぎることで皮膚を傷つける可能性があります。

 

そのため、体に合ったものを選ぶことはもちろん、使う際に少量をお湯でしっかり泡立てることで1回の使用量を少なくすることで皮膚バリアが守ることが出来ます。

まとめ

今回、アトピー性皮膚炎の原因を皮膚バリアの視点から解説しました。

 

皮膚バリアを守るために乾燥が大敵です。そのためスキンケアが必要なんだということが伝われば幸いです。

 

アトピー性皮膚炎で悩んでいる方も、普段使っている保湿剤や化粧品を変えてみる。

 

また塗り方や頻度を変えてみることで症状緩和が期待できるため発症したからといって落ち込むことはありません。

 

正しい知識を持って、アトピー性皮膚炎を撃退しましょう!

 

参考文献
1、西岡清「アトピー性皮膚炎で悩むのをやめる本」,2014年/株式会社A・M・S
2、田上八朗「スキンケアの科学」,2015年/南山堂

 

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