睡眠不足の意外な原因は口呼吸!関係性と対策法を解説【保存版】

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睡眠不足の意外な原因は口呼吸!関係性と対策法を解説

口呼吸で睡眠不足

 

みなさんは自分が寝ているときに、口呼吸になっているかどうか知ってますか?

 

パートナーに、夜寝ているときにいびきがうるさかったと言われたことがある人は口呼吸になっています。

 

しかしだからといって、それが悪いと思う人は少ないのではないでしょうか?

 

近年、口呼吸についての研究からそれが不眠の原因ではないかと言われることが多くなってきています。

 

今回の記事では、口呼吸が睡眠に及ぼす影響についてお伝えしたいと思います。

 

 

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口呼吸とは

言われなくても、口で呼吸することでしょう?そう思っている方、正解です。

 

最近はアレルギーを持っている人(花粉症)が多く、寝ていなくても口で呼吸してしまいますと言われる方非常に多いです。

 

それゆえにそれが問題と思う人が少ないので、口の役割について少しお話しておきます。

 

当たり前ですが、口はご飯を食べる所であり飲み込むところです。つまり食べ物を扱う場所であり専門的に言うと胃と同じ消化器です。

 

なので呼吸をすることに特化した場所ではありません。だから口呼吸をすると体にとっては、異常な事なのです。

 

ちなみに呼吸に特化している場所は鼻です。

口呼吸と不眠の関係

呼吸をするデメリット

・吸った空気が乾燥している
・ばい菌が直接体内に入ってくる
・唾液が減ってしまう
・酸素を吸いすぎてしまい、体に毒である
・咬み合わせが悪くなり、顔面の形が変形する

 

睡眠中に口呼吸をするとどうなるのか?

口はたくさん空気が吸えるのでばい菌が多く含まれた乾燥した空気が入ってきます。すると肺に過剰な酸素と汚い空気が入ります。

 

その時、唾液を出して少しでも空気を湿らせたり、ばい菌を殺そうとしますが完全には出来ません。

 

そのため本来は休むはずの体はそのばい菌と戦うために働かなくてはいけません。

 

戦っている間はぐっすり眠ることが出来ないので結果として、長く眠っても浅い眠りになってしまいます。

 

マスクをして寝る、加湿器で空気を保湿した状態で寝たらどうなのか?

これは、何もしないよりは効果がある程度だと思ってください。

 

なぜならあくまでも口は呼吸をするための場所ではないので、呼吸に必要な機能を備えていないからです。

 

また口呼吸をするデメリットに挙げた酸素を吸いすぎることと、顔面の変形が起こります。

 

酸素は呼吸に必要ですが、必要以上吸いすぎると下痢や嘔吐を引き起こしてしまうほど毒なのです。

 

また顔面の変形が起こる原因は、口呼吸では無意識に舌が上顎を押し上げる運動が起こらず、口より上の重さに負けてしまい常に頬が垂れ下がるようになります。

 

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口呼吸ではなく、深く眠るには鼻呼吸が大事!

鼻の持つ呼吸における役割

・酸素を多く吸いすぎないようにしている
・吸った空気を加湿し、ばい菌を鼻毛で除去してくれる
・体に備わっている呼吸に必要な運動をスムーズに起こす
・リラックス効果が高く、呼吸するだけで自律神経が整う

 

このように鼻呼吸にはデメリットがありません。それは人が昔から進化してきた過程で、鼻が呼吸に特化した場所だからです。

 

だからこそ、寝る前の習慣としてストレッチやヨガを行わなくとも呼吸を整えることで十分なリラックス効果は得ることが出来ます。

 

人の体は正しく使うことで、薬や治療をしなくても整うようにできているのです。

 

朝起きた時に口が乾燥している、もしくは口臭がきつい方は要注意です。口呼吸中心の呼吸パターンになっているので、鼻呼吸を意識してください。

 

しかし、呼吸なんてすぐには変わらないと思う方もいるでしょう。

 

呼吸は1日に2万回程行っていると言われており、1日あればパターンを変えることは十分にできます。

 

それでも効果が出るには少し時間が必要なので、まずは意識して鼻呼吸をすることをオススメします。

 

花粉症や鼻炎の方は、鼻どおりが良くなるように治療を早い段階でして口呼吸にならないように心がけることが深い眠りを獲得するために重要です。

まとめ

今回は、あまり他では聞く事の無い口呼吸と睡眠の関係性についてお伝えしました。

 

口呼吸にはデメリットしかなく、鼻呼吸にはメリットしかありません。

 

体にはそれぞれ担っている役割があるので、役割以外のことを求めるとどうしても悪い効果が出てしまうので要注意が必要です。

 

深く眠るために様々な習慣を試しているけどあまり眠れないという方は、ぜひご自身の呼吸がどうなっているのか。

 

またもし口呼吸になっているのであれば鼻呼吸にしてみてください。

 

参考文献
1、河合真「極論で語る睡眠医学」,2016/丸善出版株式会社
2、三島和夫「やってはいけない眠り方」,2017/青春出版社
3、米山武義「肺炎は「口」で止められた! 」,2017/青春出版社

 

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