現代は遺伝子組み換え・加工食品や農薬を使った野菜など、昔と変わり体に有害なものが増えています。
それらはアレルギーや病気となった時に、初めて気づくことが多いです。
しかし実際にはすでに症状が出ていることも珍しくありません。現代病と言われる睡眠不足、その原因の一つは食事です。
では、どんな食事を取ることが睡眠にとっては良いのかお伝えしていきます。
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人が生きていくために必要なことが食事です。
日本人は昔から野菜を中心とした質素な食事をしてきたことで、体はその食生活に適応するように遺伝子に刻まれています。
そのため近年の食の欧米化や、ゼロカロリーと謳っていながら人工甘味料が大量に入った加工食品、野菜は遺伝子組み換えをしたものがスーパーで売られています。
それらは昔食べなかったものであり、日本人の体には合わないものです。
ですが現代ではそれらを当たり前に食べていることで、昔はならなかったアレルギーや病気になる人が多くいます。
しかし、それを食事のせいだと思わず他のことが原因と思っている人が多く、かなり深刻な問題だと思います。
睡眠では、食事の時間によるホルモンのコントロールと、食事内容によって内臓を正常に働かせることが非常に重要です。
体内時計をコントロールしているホルモンが働くのは、食事を取ったタイミングです。
そのため、食事のタイミングが日によって変わると、体は頑張って体内時計をコントロールしようとするため疲労がたまりやすくなります。
休むために疲れてしまっていては元も子もありません。
最初に述べたように、日本人に合う食事は昔の日本人が食べていたものです。
決して現代に多くある加工品や遺伝子組み換えの食品、さらには欧米食ではありません。
それらの日本人に合わない食品を食べることで、体は必要以上に無理をしないと消化ができないもしくは、内臓の調子が悪くなります。
内臓の調子が悪くなると体の免疫機能が低下し、子どもはアレルギー体質になっていきます。
その証拠に最近アトピーや花粉症の子供が増えており、日本人に合わない食事を子どもの時から続けた結果として起こっています。
しかし病院に行っても薬を処方されたりや生活習慣が悪いと言われ、食事は後回しになりがちなので根本的な解決にならず大人になってもアレルギーが出ている人が多くなっています。
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・食事時間は朝と夕ご飯を12時間の間隔で食べるようにする。
・無農薬の食品、加工していない食品を食べるようにする。
・魚もいいが、肉もしっかり食べる。この時食べる肉は餌に加工品を使用していないところの肉が良い。
・欧米食ではなく、日本食を中心に食べる。
・野菜よりも海藻類を多く食べるようにする。
このように食事に気を付けると、内臓の調子がよくなり免疫機能も正常になります。
睡眠は内臓を休ませることと、修復が主な役割になっています。
そのため内臓の調子がいい人は、睡眠中の体の中の修復が少しでいいので、すぐ休むことができます。
結果として深い睡眠になり、質が上がるというわけです。
特に海藻類は、ミネラル・食物繊維が豊富であり腸内環境を整えるのに最適です。
しかも海藻類を消化できるのは世界で日本人だけだと言われており、腸内環境を整えることでセロトニンと言う睡眠に良いホルモンが出やすくなるのでオススメです。
また食事のタイミングは朝7時に食べた場合、夜の7時に食べると最も体のリズムは整いやすくなります。
それを習慣として続けていけば、より高い効果を発揮し自然と睡眠の質は上がっていきます。
食事は生きていくうえで欠かせないものであり、毎日必要なので何をどのタイミングで食べるかが睡眠を考えるうえで、いかに重要かをお伝えさせて頂きました。
どうしても安価な加工品や遺伝子組み換え食品を買ってしまうと思いますが、自分の睡眠の質の向上と子どものアレルギー予防のために少しお金を使ってでも守ったほうがいいと思います。
毎日危険な食品を食べることは危険ですが、週に1回程度であれば外食や好きなものを食べても問題ないでしょう。
それに毎日気を付けて自炊することは、かなり大変だと思いますので。
また無農薬や無加工食品は、探せば普通の食品と大きく変わらず農家さんから買うことも出来ます。
今の時代インターネットがあるので、しっかり活用してみてください。
参考文献
1、河合真「極論で語る睡眠医学」,2016/丸善出版株式会社
2、白澤卓二「Dr.白澤のゆる無添加のすすめやっぱり心配添加物と超加工食品」,2019年/主婦の友社
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・睡眠不足チェックと改善方法
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・睡眠は脳と体にどのような影響を与える?関係性を解説
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